『IZUMO 〜ラグナロク〜』





         第二節・三里と和臣(前編)


眼を開けるとまたあの光景が広がっていた・・・・・・
和臣:「またこの夢か・・・・・・」
???:「・・・様・・・」
和臣:「またこの声・・・あの時の泉からの様だが・・・・・・行ってみるか」

とりあえず前回と同じく声の聞こえてきた泉に行くことにした

和臣:「あっ・・・・・・・・・」
???:「えっ・・・?」
声を上げてしまってから後悔した、やはり前回と同じくあの少女が禊ぎ(水垢離かも知れない)を
していたのである・・・・・・・・・

???:「あなたは、救世主様ですよね?」
和臣:「救世主様って、君はいったい・・・・・・はっ!」

和臣は、父親のヒカルと叔父の猛の言っていた事を思い出した・・・・・・
和臣:(これは父さん達が言っていたネノクニに呼ばれる前に見るという夢か)

そして、少女は和臣の質問に対して口を開いた・・・・・・・・・

???:「私は、ネノクニの巫女でスセリと申します それで、あなたのお名前は?」
和臣:「俺は、塔馬和臣 ネノクニで言うアシハラノクニで暮らしている」
スセリ:「えっ!?」

和臣の台詞を聞いてスセリと言う少女は驚いた・・・・・・・・・

スセリ:「ネノクニの事を知っているんですか?」
和臣:「え〜っと、塔馬ヒカルって人を知っているか?」

和臣は自分の父親の事を知っているか聞いてみた・・・・・・

スセリ:「はい、昔私の叔母と一緒に戦ってくれた人の一人ですよね?」
和臣:「俺は、塔馬ヒカルの息子なんだ・・・・・・」
スセリ:「ええっ!」

それを聞くとスセリと言う少女は更におどろいた・・・・・・

スセリ:「それならやっぱり救世主はあなたです、和臣様♪」
和臣:「ちょっと待ってくれ俺は・・・・・・」

――――ピピピピッ、ピピピピッ、ピピピピッ――――
そこで目覚ましが鳴り、俺は目が覚めた・・・・・・・・・

和臣:「これは近い内に、ネノクニに呼ばれると言う事か・・・・・・」
和臣はこれから起こるであろう事を考えて、朝食を作るために台所に向かうのであった

場所、塔馬家台所・・・・・・
和臣はまず、今日見た夢の事を母の七海に相談しようとしていた・・・・・・

和臣:「母さん・・・」
七海:「なに? 和臣」
和臣:「ネノクニってどんな所だった?」

和臣の言った事を聞いて七海は驚いた・・・・・・・・・

七海:「何でそんな事を?」
和臣:「夢を見たんだ・・・・・・」
七海:「夢?」
和臣:「父さんから聞いてた呼ばれる前に見るって言う夢・・・・・・」

七海は、和臣がネノクニに呼ばれるかもしれないと知って更に驚いた・・・・・・・・・

七海:「その夢を見出したのは何時から?」
和臣:「昨日から・・・・・・」
七海:「なら明日あたりネノクニ呼ばれるかもしれないわね・・・明日は伊吹を持って行った
    方がいいかもね・・・・・・」
和臣:「分かった母さん」
七海:「何でネノクニに呼ばれるかは分からないけど頑張ってね、和臣」
和臣:「ああ」

そして二人は朝食に取り掛かった・・・・・・・・・

そして、朝食はすんで登校の時間・・・・・・
和臣達も登校しようとしていた・・・・・・

和臣:「それじゃあ父さん、母さん行ってくる」
正臣:「行ってきま〜す」
千夏:「行ってくるわね」
悟:「行ってくる」
楓:「行ってきま〜〜すっ」
親達:「「「「「行ってらっしゃい」」」」」

和臣達は学園に向かって、歩き出した・・・・・・・・・

ヒカル:「行ったか・・・・・・」
七海:「ええ」
ヒカル:「さて、俺も行きますか・・・・・・」
七海:「何処にですか?」
和臣:「可愛い息子のために親が出来る事をしにさ」
七海:「和臣と三里ちゃんの事ですね?」
ヒカル:「ああ」
七海:「行ってらっしゃい、あなたっ♪」
ヒカル:「ああ、行ってくる」

ヒカルも、ある所を目指して山道を進んで行った・・・・・・
そして10分後、ヒカルは倉島邸の前にやって来ていた・・・・・・・・・

ヒカル:「さ〜って、いっちょやりますか・・・ふっふっふ」
なにやら不気味な笑いを浮かべながら行動を開始した・・・・・・・・・

ヒカル:「ふ〜〜〜っ、お〜〜〜いっ、渚〜〜〜っ」
ヒカルは呼び鈴も押さずに、玄関前で叫んだ・・・・・・

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ
そこへ、粉塵を上げながら疾走して来る謎の影がっ!!

渚:「う〜るさいわねっ!あんたはっ、人ん家の玄関先で叫んでんじゃないわよっ!」
フェイクお嬢の代名詞、倉島渚の登場である!!

ヒカル:「わざわざ俺が出向いて来てやったのは他でもない・・・」
渚:「な〜に、偉そうなのよあんたはっ!」
ヒカル:「まぁ、それは置いといて・・・」
渚:「勝手に置くなっ!」
ヒカル:「まぁ、話を聞け!!」
渚:「嫌よっ!」
ヒカル:「いいから聞けぃ!」

ヒカルに少々、怒気を孕んだ様子で睨み付けられた為、渚は顔を引き締め、真面目に話しを
聞く事にした・・・・・・・・・

渚:「一体何よ?」
ヒカル:「俺の息子の和臣の事だが・・・」
渚:「和臣君?あんたの息子にしては礼儀正しくて、真面目で可愛いあの子がどうかしたの?」

和臣は、渚にとっては随分と好印象なようだ・・・・・・

ヒカル:「・・・随分と好印象みたいだな」
渚:「えぇ、寧ろ養子にしたいくらいよ〜」
ヒカル:「そいつは許さんぞっ!貴様に俺の可愛い息子を預けるなど、どう調教されるか
     分かったもんじゃないっ!」

これは父親として心配しているのだろうか・・・・・・それとも・・・(あえてここでは語るまい・・・)

渚:「調教って、な〜に失礼な事言ってんのよ」
ヒカル:「冗談だ、それに和臣がいなくなると七海が悲しむ・・・」
渚:「・・・そうね・・・御免なさい、冗談がすぎたわ・・・」
ヒカル:「いや、いい気にするな・・・」

話はかなり横道にそれている気がするのだが・・・・・・・・・

渚:「話がずれたわね・・・で、和臣君がどうしたって?」
ヒカル:「おぉ、そうだった・・・実は、和臣が三里ちゃんに惚れてるようなんだ・・・」
渚:「・・・で?」
ヒカル:「でって何だよ・・・」
渚:「今更あんたが何、言ってんだろうなぁ〜と思って・・・」
ヒカル:「・・・・・・・・・」

今ここに、ヒカルの息子の為の思い切った行動は、ただの神風特攻に変わろうとしていた・・・・・・

渚:「なに呆けてるのよ・・・」
ヒカル:「いや〜、反対があるかな〜と思ってたからなぁ」

ヒカルとしては、『な〜に言ってんの三里にはもっと相応し人が・・・云々、云々』
ぐらい言われると思っていた訳である・・・・・・・・・

渚:「何で、和臣君と三里が付き合うのに反対しなきゃいけないのよ?寧ろ私としては、
   どこの馬の骨か分からない人と付き合うより、和臣君と付き合ってくれたほうが
   嬉しいし、何より二人は両想いな訳なんだから・・・」
ヒカル:「・・・さらばだっ!!」

逃走しようとするヒカルに白い眼を向けながら渚は・・・・・・

渚:「もしかして・・・その為にここまで来たの?」

そう言う渚に、ヒカルはバツが悪そうに渚の方を向いた・・・・・・

ヒカル:「あぁ、そうだよ・・・」
渚:「ヒカル・・・ありがとうね」
ヒカル:「何が?」

ヒカルは何故、礼を言われたの分からないようだ・・・・・・

渚:「ヒカルは、ヒカルなりに和臣君と三里の事を考えてくれたんでしょう?」
ヒカル:「あぁ」
渚:「だから、ありがとうだよ」
ヒカル:「俺のやった事は、神風特攻に終わったようだから・・・もう帰るわ」
渚:「えぇ、またそのうち会いましょう・・・それと七海ちゃんに宜しく言っといて」
ヒカル:「分かった、じゃ〜な」

そして、ヒカルは少し虚しく塔馬家へ向かって帰って行った・・・・・・

渚:「良い父親になったわね・・・ヒカル・・・」

――――同刻、出雲学園への通学路――――

和臣:(さて、父さんにああ言ったは良いが・・・どうするかな・・・)

和臣は悩んでいた・・・ヒカルに今日中に決着をつけると言ったまでは良かったのだが
実は、どうするか全く何も考えていなかったのである・・・と、そこへ・・・

???1:「おっす、おはよう!和臣」
???2:「おはようございます、和臣さん、皆さん」

声をかけて来たのは、親友の龍彦と、その妹の炎夏である・・・・・・

和臣:「あぁ、おはよう龍彦、炎夏ちゃん」
龍彦:「そう言えば・・・昨日テストの結果が戻ってきたらしいな」
和臣:「あぁ、そう言えば龍彦いなかったな」
龍彦:「おうっ!折角の土日だったんで、山篭りで修行してたら月曜になったと気付くのが
    遅れてなぁ〜中途半端な時間に行くのも嫌だったから、そのまま山で修行を続けて
    たんだ・・・やっぱ棍の修行は山でするに限るぜ〜」
和臣:「と言うか・・・いい加減、学園に三節棍もって来るの止めないか?」

そう、龍彦は常に三節棍を持ち歩いており、学園でも当たり前のように背に背負っている
のである・・・しかも、刃付きである!!

龍彦:「考えてやっても良いが・・・なら、お前も学園に木刀&刀(本物)をもって来るのを
    止めるんだな」

そう、和臣も学園に木刀の他に刀を持って来ていたのである!!

和臣:「木刀の方は持って来るの止めてもいいが、刀の方は無理だな・・・この刀は俺の
    お守りだからな・・・それに自分で打った刀だから愛着もあるんだ」

ここで軽く説明すると・・・和臣の愛刀:伊吹は、和臣が中学時代に打った刀なのである・・・・・・
しかも、ちゃんと許可も取っていたりする・・・その事については、倉島家が裏で糸を
引いていたと思われる・・・・・・・・・

龍彦:「なら、俺も棍を持って来るのを止める必要はないな?」
和臣:「それもそうだな」
正臣:「喋るのもいいけど、早く学園行こうよ」
和臣:「そうだな・・・・・・」
和臣:(結局どうすればいいんだ・・・・・・)

そして、和臣は悩みながら、学園へ向かった・・・・・・

――――ガラガラッ――――

教室のドアを開けると、天霧、冥牙、そして珍しく火響が居た・・・もっとも、火響は寝て
いたのだが・・・・・・

龍彦:「おっす!冥牙」
冥牙:「おはよう龍彦、おおかた昨日は棍の修行でもしてたんだろ?」
龍彦:「おう!」
和臣:「はっきり言うなよ・・・火響はもう来てたのか、珍しいな」
天霧:「そうだね、まぁ私達が無理矢理、連れて来たんだけど」
和臣:「よく連れて来られたな」
天霧:「イカで釣ったよ」
和臣:「・・・・・・」

そこへ、教師(担任)がやってきた・・・・・・

担任:「静かにして、席につけ〜」
そして、登校して来ていた生徒は席に着いた・・・・・・

担任:「今日は突然だが、持ち物検査をする!!」
その時・・・
――――ええ〜〜〜っ――――
クラスから悲鳴が響き渡った・・・・・・

担任:「静かにしないかっ!持ち物検査をするのは最近、学園にいたらん物を持ってきている
    馬鹿者が居るからだ、分ったらさっさと持ってきた物を机の上に出せっ!!」

そして、持ち物検査が始まった・・・・・・

担任:「塔馬、山田、これは何だ!」
和臣:「刀です」
龍彦:「三節棍です」
担任:「これはもはや、いたらん物を持って来る云々の問題ではないぞっ!!」
和臣:「何がですか?」
担任:「何が?じゃないっ、これはもう犯罪だと言っているんだっ!」
龍彦:「何故ですか?」

龍彦は、どうして起こられているか分っているくせに、平然と聞き返した・・・・・・

担任:「これはもう、銃刀法違反だろうがっ!」
和臣:「なぁ、龍彦おもしろがるも良いが、もうそろそろ言ってもいいんじゃないか?」
龍彦:「そうだな〜」
担任:「二人で何、盛り上がってるんだっ!」
和臣:「先生、俺達はちゃんと国から刀剣所持の許可を貰っています、それに俺達は学園長
    にも許可をとっていますので・・・むしろ、持って来るように言われてるんです」
担任:「嘘を吐くなっ!なら今から学園長に確認するぞ!」

これで担任は、二人とも素直に白状すると思ったのだが・・・・・・

和臣:「なら勝手にすればいいだろ?」
龍彦:「ただし、嘘じゃなかったらどうするんだ?」
担任:「っ・・・・・・・・・」

和臣と龍彦の二人は散々、侮辱されたために常人でも分るほどの殺気を放っていた・・・・・・

担任:「その時は、お前達の好きにするがいい・・・まぁ、そうはならないだろうがな」
そうして担任は、学園長室へと向かって行った・・・・・・

そして十分後、担任が戻って来た・・・・・・

担任:「塔馬、山田、犯罪呼ばわりしてすまなかった」
和臣:「分れば良いんですよ・・・」
担任:「ならお前達の言う事を聞こう」
龍彦:「それじゃあ今度、俺達と打ち合ってください」
担任:「それで良いのか?」
和臣:「はい」
龍彦:「ただし、本気で殺りますよ」
担任:「わかった、それで良いだろう、それでは授業を開始する」

一騒動あったが、授業が始まり、午前中はあっと言う間に過ぎて行った・・・・・・
そして昼、場所は屋上・・・和臣達は昼食を摂っていた

三里:「先輩、お弁当です・・・・・・」
和臣:「ありがとう、三里ちゃん」
三里:「いっ、いえ」
和臣:「あっ、そうだ姉さん達これ今日の弁当」
千夏:「んっ、ありがとう」

そうして昼食が始まった・・・・・・

三里:「あの〜先輩、味の方はどうですか?」
和臣:「うん、美味しいよ」
三里:「よかった〜、心配してたんです」
和臣:「父さんなら、『渚と違って大した物だ』みたいな事を言うだろうな」
三里:「そう言えば、先輩のお父様が今朝、家に来られていた様でした」
和臣:「父さんが・・・・・・」
和臣:(ちゃんと考えてくれてるんだな・・・よし、決めたよ父さん)
和臣:「三里ちゃん」
三里:「何ですか、先輩?」
和臣:「明日の放課後、ここに来てくれないかな?」
三里:「はっ、はい分かりました」
和臣:「ありがとう」

その時、正臣達は少し離れて昼食を摂っていた・・・・・・

正臣:「姉さん何で俺達、離れて飯食ってるんだ?」
千夏:「折角の良い雰囲気なんだから、それを私達がじゃましちゃ駄目でしょう?」
正臣:「姉さんなら、からかうんだと思ってたんだけど?」
千夏:「和臣も真剣みたいだからね」

そうして、良い姉弟に囲まれながら一日は過ぎて行った・・・・・・

そして塔馬家、もう夕食も終わり、それぞれ残りの時間の余韻に浸っていた・・・・・・
その中、和臣は日課の素振りをしていた・・・・・・・・

和臣:「197,198,199,200っ」
ヒカル:「頑張ってるな〜和臣」
和臣:「父さん」
ヒカル:「で、決着は着いたか?」
和臣:「明日、三里ちゃんに告白しようと思うんだ」
ヒカル:「おう、頑張れよ和臣」

そこで和臣は今日、三里に聞いた事をヒカルに尋ねてみた

和臣:「そう言えば今日、三里ちゃん家に行ったみたいだけど、何しに行ったの?」
ヒカル:「思い出させないでくれ、神風特攻で終わってしまったんだ・・・」
和臣:「よく分からんが、まぁ分かった・・・・・・」
ヒカル:「とりあえず、明日頑張れよ」
和臣:「任せてくれ、父さん」

そうして夜は更けて行った・・・
そして明日、和臣達に人生最大の出来事が起こる事になる・・・・・・・・・











〜あとがき〜

ど〜も、冥牙です。
あとがきとなりましたが、第二節いかがでしたでしょうか?
ちょっと、長くなりすぎてしまったので二部構成にしました〜
聖夜:「で、お前の言っていた理由とやらは、結局分からずじまいなわけか?」
すまんな、でも和臣と三里の関係にこだわりたかったから、後編に回したたんだ・・・・・・
聖夜:「まぁ良いが、せめてもう少し早く書けんのか?」
いや〜ま〜、一週間以上も遅れたからな・・・反省はしてるんだぞ〜
健次:「そう言えば、設定で龍彦の所の三節根って部分・・・『三節棍』の間違いだよな」
ああ、そうなんだ、だから今回はちゃんと直したぞ?
健次:「そうみたいだな」
聖夜:「それにしても、刀って中学生が打てる物じゃないだろう?」
そうだな、俺も休み中に玉鋼から作って刀を打ってみようと思ったが、難しそうだったし
捕まりたくも無いから止めた・・・・・・
聖夜:「おい、何考えてんだっ!」
冗談だ、冗談・・・和臣はおそらく、六介じっちゃんから教わっていたんだ・・・・・・多分
健次:「そういや、感想で、六介じっちゃんの歳は幾つなのかみたいな疑問が来てたな」
おうっ、それについてだが本来、イザナギ(六介)はネノクニの神として存在していて、
さらにネノクニの神としてのまま人間界に来たため、本来なら不老不死で歳と言う概念が
ないはずなんだ、でもネノクニでの姿と人間界に来て二千年さらに、それから二十年経った
と考えると大体、2040歳ぐらいだと思う・・・・・・
健次:「とんでもないな」
そうだな、今回は六介じっちゃんもネノクニに行くかも・・・・・・
聖夜:「マジ?」
さ〜あ、ふっ、ふっ、ふっ・・・・・・まぁ、最初に行くのは和臣達だけだ・・・・・・
聖夜:「でもあの担任は、かわいそうだねぇ〜」
本当は担任の首筋に刀の刃を当てる、みたいな事も考えてたんだけどな・・・・・・
聖夜:「それは不味いだろ・・・・・・」
健次:「それに、殺るって言ってるし・・・そう言えば和臣は随分、渚に気に入られてるなぁ〜」
まぁ、基本的に良い奴だからな、和臣は・・・若いころのヒカルとは、かなり違うし・・・・・・
聖夜:「それに千夏も良い姉だな」
ああ、何だかんだいって弟達の幸せを願っていて、楽しい事は一緒に楽しむし、和臣達に
何か、悩みがあると真剣に聞いてくれるみたいな感じを求めたキャラなんだ
聖夜:「成るほどな・・・所で、次までどれくらいかかる?」
そうだな〜、もともと考えていたのを、後編用に書き直すから、だいたい一週間から二週間
ぐらいだな
聖夜:「そうか、今度こそ、和臣と三里がメインになるんだろうな?」
いや・・・
聖夜:「なら、どうするんだ?」
次回は番外編にしようかと・・・・・・
聖夜:「了解した・・・なら、お開きにするか」
健次:「了解した」
それでは皆さん、次でお会いしましょう
さよ〜なら〜




いよいよ旅立つのか!?
美姫 「にしても、七海も冷静に」
まあ、自分たちも一度経験した事だからな。
美姫 「でも、命がけだったじゃない」
そこは、ほら母は強しって事で。
美姫 「いや、違うと思うけれどね」
うーん、次回はどうなるのかな。
美姫 「次回も待ってますね」
待ってます。
美姫 「それじゃ〜ね〜」



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