昼休み

 

 

 

恭也は、神学の授業をなんとか寝ずに耐え切って消耗していた。

 

「恭也さん、あなたのファンの女の子が話をしたいとおっしゃってますわ」

 

「・・・・・・聖が使うとこうも白々しい言葉になるのか」

 

「うわ〜、ひどい言われよう。私だって立派なリリアンの生徒ですのよ?」

 

「それはどうでもいいが、俺を待っている人がいるんだよな?」

 

「どうでもよくな〜い」

 

チョッ〜プ、と恭也の頭にズビシっと一発決めると、恭也は恨みがましい目で聖を見た後廊下に出た。

 

「ごきげんよう、恭也さま・・・・・・申し訳ないのですが、少し時間いただきます」

 

静は、恭也を見るや否や、即座に恭也の手を取り連れて行く。

 

音楽室に入って、ドアを閉める。

 

中に誰もいないことを確認し、恭也の肩をつかんで

 

「恭也さま・・・・・・志摩子に何があったのですか?」

 

恭也は、静の質問に驚いた。なんで志摩子のことを・・・・・・?

 

「・・・・・・私は、2週間前・・・・・・志摩子と薔薇の選挙で戦いました」

 

静は、自分と志摩子、聖との関係を簡潔に話す。

 

「それで、恭也さまが志摩子の身に何が起きているかご存知と思いましてこうしてお話を聞きに着ました」

 

「・・・・・・悪いが何のことかわからないのだが」

 

「聖さまが、あなたに聞けばわかる・・・・・・と」

 

静は、思い切ってカマをかけてみた。志摩子に関することなら聖にも関係があると思ったからだ。

 

恭也は少し迷ったが、一息つくと、志摩子を脅迫する人物がいること、そして自分が護衛としてこの学校にもぐりこんだことを話した。

 

「やはりそうだったのですか・・・・・・」

 

「っ・・・・・・?やはり・・・・・・てどういう・・・・・・?」

 

「実は、今日・・・・・・志摩子の下駄箱に何か入れていた生徒がいて・・・・・・。もしかしたら、と思ったのです」

 

「なんだって!?そ、その生徒は今どこに!?」

 

「朝、志摩子が下駄箱を開けるのを確認して、私とすれ違ったあと・・・・・・そのまま外へ」

 

「・・・・・・そいつの名前、教えてもらっていいですか?」

 

恭也は、その生徒の名前を聞くと急いでリスティに電話をした。

 

容疑者が浮上したところで、リスティも全力をあげて身柄を確保すると答え電話を切った。

 

「・・・・・・静さん、ありがとうございます」

 

「いいえ。これで借りは返しましたから」

 

「この恩は忘れません」

 

「そうですわね、一生忘れないでいてくれると助かりますわ・・・・・・それと、志摩子をよろしくお願いしますね」

 

そう言って静は音楽室を後にすると、恭也も薔薇の館へ走っていった。

 

 

 

薔薇の館へ着いてから、志摩子の姿を確認してほっとすると

 

「高町・・・・・・頼む、助けてくれ・・・・・・」

 

「由乃、少しは勇吾さんのこと考えたらどう?」

 

「令ちゃんこそ、私がいるんだから遠慮しなさいよ!はい、勇吾さん・・・・・・あ〜ん」

 

勇吾は、令と由乃に板ばさみをされて、お弁当を口に放り込まれていた。

 

「あ〜、この赤星君を写真に収めて、忍に見せてあげたいわ!」

 

「それだけはやめてくれ!学校中に知れ渡ってしまう!」

 

「ん〜、どうしよっかな〜。カエルと牛のぬいぐるみセットが欲しいんだけど〜」

 

「はい、ぜひプレゼントさせていただきます・・・・・・」

 

「やったー!ほら、二人ともそのくらいにしてあげないと・・・・・・勇吾さん、江利ちゃんの所へ逃げますよ?」

 

「ちょっと由紀・・・・・・『江利ちゃん』って呼ばないでって言ったじゃない!」

 

「え〜、可愛いじゃない」

 

「・・・・・・馬鹿兄貴と父を思い出すのよ・・・・・・勘弁して」

 

珍しく困り果てる江利子に、黄薔薇姉妹は目を丸くしていた。

 

その隙にお弁当地獄から抜け出した赤星は、蓉子と会話をしていた。

 

恭也もその様子を見て、祐巳の入れたお茶を飲んで一息つくと

 

表情の思わしくない志摩子の頭を撫でた。

 

「きゃっ・・・・・・」

 

突然の恭也の行動に志摩子は驚くが、「大丈夫だ」と言うと意味を理解して、

 

恭也に撫でられるままになった。

 

あふれそうになった涙を必死にこらえて、恭也の優しさを感じていた。

 

志摩子への行動に館内に一瞬緊張が走るが、志摩子の様子を見て理解し、

 

空気は穏やかなものへと変わっていった。

 

 

 

 

その頃・・・・・・

 

リリアンの付近といえど、不良が存在しないわけではない。

 

だが、お嬢様学校があるということで、多少はパトロールは頻繁に行われてはいる。

 

となると、堂々と路上にたむろするよりは、溜まり場みたいなところを作りそこに集まるようになる。

 

ここは、かつてバーだったが昨今の不況で廃業せざるを得なくなった。

 

地下1Fというのもあり、なかなか借り手が無く事実上放置状態だ。

 

現在ではドアは壊され、不良グループが占拠していた。

 

その中で、リーダー格と思われる金髪のピアス男に、後輩らしき男が声をかける。

 

「先輩・・・・・・マジでやるんスか?捕まったらシャレにならないっすよ?」

 

「あ!?テメーはいまさら怖気づいたのか?女ヤりたいかって聞いたら飛んできやがったくせに」

 

「いえ、それはそうなんスけど・・・・・・」

 

「あーーーー、もういい!いいか?テメーらは別に殺さなくてもいいんだよ。俺があの男を殺すのを手伝ってくれればいいっつってんだろ!報酬は、そいつと一緒にいる女を好きにさせてやる。もちろんビデオをまわして裏へ流したら金も入る。いつもやってきたことじゃねーか!」

 

「で、でも・・・・・・先輩があっさり転ばされて・・・・・・」

 

その言葉に、金髪の男は手元のナイフを後輩に突きつけた。

 

「ヒッ」

 

「おい・・・・・・次はねぇぞ?」

 

後輩は必死に首を縦に振ると、金髪の男はうざったそうに突き飛ばして仲間をみやった。

 

一様におびえている仲間を見て金髪の男は

 

「いいか・・・・・・放課後、やつらの下校時刻を狙う。調べでは、ほとんどの連中が下校したあとにターゲットは下校する。それを狙らうぞ」

 

そういうと、金髪の男は、ナイフに舌を這わせて

 

「この俺様をあんな目にあわせたことを後悔させてやるぜ・・・・・・」

 

 

 

 

 

『やつらの下校時刻を狙う。調べでは・・・・・・・』

 

車の中に男が2人。

 

オールバックでスーツを着込んだ男と、スキンヘッドの大柄な男。

 

2人は、オールバックの男が金髪の男と組んだときにつけた盗聴器によって会話を傍受していた。

 

「あの男の意識が、やつらに向いているときに女をさらう。俺の見立てではあそこのどの女をさらっても高値になる」

 

「おいおい、たかがガキ1匹にずいぶんと警戒するんだな。そのチンピラが弱かっただけじゃないか?」

 

オールバックの男の言葉に、スキンヘッドの男が口をはさむ。

 

「いや・・・・・・あいつはただのガキじゃねぇ。おそらく俺達では手も足も出ないだろうな。・・・・・・第一失敗は許されない・・・・・・。一応、しくじった時の手は打ってはあるんだが」

 

「ああ、お前にリリアンの女を痛めつけろ、って依頼してきたヤツか?確かそいつもリリアンだったよな・・・・・・」

 

「出来ることなら、依頼どおり女を誘拐して報酬を受け取って、そいつを消せば証拠も隠滅できる。だがここで失敗しちまうと、いくらなんでも警防隊が到着して任務が失敗してしまう・・・・・・。それの意味はわかってるよな」

 

オールバックの男の言葉に、スキンヘッドの男は自分の甲に彫られた刺青を見る。

 

胸のポケットからタバコを取り出してふかすと、一息ついてから「ああ」とオールバックの男の顔を見ずに答えた。

 

「午後7時に依頼主と待ち合わせだ。それまでにカタをつけるか」

 

 

 

 

 

 

放課後、恭也はリスティからその生徒が家に帰っていないことを聞き、様子をみるということで薔薇の館にとどまるようにした。

 

皆にそのことを話そうか迷うのだが、まだ犯人と確定していない以上、間違った場合に取り返しがつかないので見送ることにした。

 

部活が休みの令も館にいて、今日は運良く全員そろっていた。

 

「恭也、結局静の用事ってなんだったの?」

 

「ああ、静さんはCSSに行くから、少しCSSのことを話してた」

 

前もって、聖に聞かれることを予想していた恭也はそれに対する回答を用意していた。

 

「へ〜、じゃあ静は結局イタリアの音楽学校に行かずにCSSにしたんだ」

 

「ああ。静さんは優しい歌を歌える人だから、CSSに合うと思うしな・・・・・・」

 

「・・・・・・恭也さん、それは静さまに言いました?」

 

「言ったが・・・・・・それがどうかしたか?」

 

「・・・・・・恭也さんは、自分の言葉が人に及ぼす影響力を考えたほうがいいと思います」

 

志摩子はそう言うと、口を尖らせて横を向いてしまった。

 

俺が何かしたのだろうか、と首をひねる恭也を見て

 

(これだけ過ごしてきたのに気がつかないとは・・・・・・)

 

と、全員あきれてしまった。

 

(ああ・・・・・・志摩子さんに白薔薇さま・・・・・・その上、静さままでいるなんて・・・・・・)

 

祐巳が頭を抱えて悩んでいると

 

「祐巳・・・・・・少しは顔を落ち着かせなさい。ただでさえ騒がしい顔なのに」

 

「お、お姉さま・・・・・・それはいくらなんでも酷いのでは」

 

祐巳がしょんぼりしてそう言うと、祥子はさらに追い討ちをかける。

 

「あら、最近私の方を全然向いてくれないじゃない。一体誰の顔を見て百面相をしてたのかしら?」

 

祥子の手厳しい突っ込みに、祐巳はますます小さくなっていく。

 

「ほ〜ら、さっちゃんもそのくらいにしてあげないと、祐巳ちゃん消えちゃうわよ?」

 

「さっちゃん!?」

 

その呼び方に、いち早く反応した祥子は、音源の藤代に向かってものすごい目で睨んだ。

 

「ど、どうしたのさっちゃん・・・・・・。そんなに祐巳ちゃんをいじめたかったの?」

 

「違います!!私が怒っているのはその呼び方です!!」

 

「え〜、だって、さっちゃんって可愛いじゃない。柏木くんがそう呼んでいて『いいな〜』って思ったんだけど・・・・・・」

 

「そこで『いいな〜』と思えるあなたはある意味すごいわ・・・・・・」

 

蓉子が、いきり立つ祥子をなだめながら、藤代にその呼び方はやめるよう注意した。

 

 

 

 

「あ、もう5時半過ぎたんだ・・・・・・。そろそろ帰らない?」

 

「そうね。もう外も暗いし今日はお開きね」

 

聖と蓉子の言葉に、各自荷物を手にとった。

 

結局、リスティからの報告は無い。女生徒の行方はつかめていないのだろう。

 

仕方ないので、警戒しながら帰るしかないだろう。

 

先頭になって館を出る。外は暗くなっていて、既に校内には人の気配はない。

 

誘拐事件が最近あるのも拍車をかけ、部活動が短縮されていることもある。

 

校門を出ると恭也は人の気配に気がつく。

 

しかも、1人や2人ではない。10人近くいるだろう。

 

だが、気配がまるで殺せていないことから素人であることがわかると

 

「・・・・・・おい、そこに隠れているのはわかってる・・・・・・出て来い」

 

恭也がそう言うと電信柱の後ろや路地の角からぞろぞろと、金属バットや木刀を持った連中と

 

「昨日はずいぶんと世話になったなぁ・・・・・・お礼にきたぜ」

 

ナイフを持ってそういう、金髪でピアスをした男が恭也に向かって楽しそうに言った。

 

恭也は後ろを見やると、赤星はおもむろに木刀を取り出し

 

「殺さない程度に戦って来い。こっちは俺が守る」

 

その言葉に、恭也は安心して前を向く。

 

反対に、赤星の言葉に不快感を露にした金髪の男は

 

「けっ、2人程度でなんとかなると思ってるのか。おい、やっちまえ!」

 

金髪の男がそういうと、仲間達は獲物を持っていっせいに恭也に襲い掛かる。

 

3人が取り囲んで武器を恭也に叩きつけた・・・・・・

 

そのはずだったが、振り下ろしたところに恭也は無く・・・・・・

 

「こっちだ・・・・・・」

 

声をした方向を向く前に首筋に手刀を下ろしてまず一人、振り向いた男のあごに掌底を打ち込み二人。

 

それをみて唖然としている男のみぞおちにこぶしを打ち込み3人。

 

一瞬にして3人の仲間を倒されてひるむが、気を取り直して今度は赤星に向かっていく。

 

女を一人でも人質に取ればなんとかなる、という考えであろう。

 

しかし、赤星は金属バットを振り下ろす男の軸足を刈りとって柄をこめかみに打ち込んで1人倒すと、続いて2人同時に木刀で殴りかかってきたところを、木刀を力いっぱい相手の木刀に打ち込むと、2対1だというのに、2人の木刀が赤星の一撃によって宙を舞う。

 

はじかれて飛んだ木刀に目をやった二人の隙は決定的で、赤星はその瞬間に踏み込み2人の胴に一撃ずつ入れると、悶絶して2人は崩れた。

 

10人いた仲間がもうたった4人に・・・・・・しかも、一瞬の内に倒されてしまってリーダー以外は戦意を失った。

 

その3人に恭也は殺気を軽く飛ばすと、元々嫌々参加していたのもあり、蜘蛛の子を散らすように逃げていった。

 

「ちっ、ざけんじゃねぇ!素手のお前にこれが受けられるか!」

 

金髪の男は、苦し紛れにナイフを恭也に投げつけた。

 

ナイフは恭也めがけて回転しながら飛んでいく。

 

避けたら、後ろにいる女性にナイフが刺さることを計算しての投擲だ。

 

恭也は、ナイフが眼前に迫ってもまるで動こうとしない。

 

その後に起こるであろう光景に、志摩子たちは思わず顔をそむけると

 

「なっ・・・・・!」

 

聞こえたのは、驚愕した男の声の方だった。

 

恭也は、ナイフの刃を片手で、しかも人差し指と中指の間にはさんでキャッチしていた。

 

思わず、金髪の男はあとずさる。

 

恭也が、まっすぐ金髪の男に向かって歩いていくと

 

「く・・・・・・来るな!」

 

ナイフをかざして脅しをかけるが、恭也にそんなものが効くはずもない。

 

「ち、ちくしょう!」

 

金髪の男が、後ろを向いて逃げ出そうとした瞬間だった!

 

 

 

 

ドンッ

 

 

 

 

鈍い音と共に、金髪の男が宙を舞った。

 

「な、なにっ!?」

 

男は、跳ね飛ばされて遠くへ転がっていく。

 

突然の出来事に、恭也は一瞬困惑していると、男を跳ね飛ばした車は通り過ぎた。

 

振り返ると、車のドアが開き、中から手が伸びて志摩子の腕をつかんだ。

 

「きゃっ!」

 

悲鳴が上がるかあがらないかの内に、恭也は神速の領域に入った。

 

 

 

 

ドクンッ!

 

時間の流れが緩やかになる。

 

ドクンッ!

 

身体を傾けて、地面を爆発させるように走る。

 

ドクンッ!

 

車に向かって走るが、このままでは合わないことを悟る。

 

(くそっ・・・・・・仕方が無い)

 

 

 

ドクンッ!

 

 

 

神速に・・・・・・神速を重ねた。二段がけである。

 

 

 

ドクンッ!

 

 

 

膝がきしむ。だが、それに構っている余裕は無い。

 

 

 

ドクンッ!

 

 

 

志摩子の身体が車に引きずり込まれる

 

 

 

ドクンッ!

 

 

 

(これでも間に合わないのか!!)

 

 

 

ドクンッ!

 

 

 

 

ドクンッ!

 

 

 

 

ドクンッ!

 

 

 

 

 

 

 

『恭也君・・・・・・また神速使ったでしょう!』

 

フィリスは、口を尖らせて恭也を叱る。

 

『いくら、使わないといけないって言っても、恭也君のひざはもうボロボロなんですよ!』

 

そして、フィリスは悲しそうな顔をして

 

『1日1回が限度です・・・・・・それ以上使うと・・・・・・』

 

 

 

 

 

おとうさんがしんだ

 

フィアッセがないている

 

『わたしが・・・・・・わたしがきょうやのおとうさんを・・・・・・』

 

ちがう・・・・・・

 

フィアッセのせいじゃない

 

『わたしが・・・・・・わたしがころした・・・・・・』

 

そうじゃない・・・・・・

 

おとうさんは・・・・・・

 

『わたしが・・・・・・わたしがいなければ・・・・・・』

 

『ちがう!おとうさんは・・・・・・とーさんは、フィアッセをまもりたかったんだ。なにがあっても・・・・・・じぶんのだいじなものをまもりたくて・・・・・・』

 

『きょうや・・・・・・』

 

『だから・・・・・・なかないで・・・・・・』

 

 

 

 

 

CSSのチャリティーコンサートが終わり、席で横たわる。

 

かーさんは俺の前に歩いてきて、涙を流していた。

 

『恭也・・・・・・馬鹿、ボロボロじゃないの・・・・・・』

 

『かーさん・・・・・・ごめん』

 

『恭也、お願い・・・・・・お願いだから無理をしないで・・・・・・。士郎さんがいなくなって・・・・・・恭也までいなくなったら・・・・・・』

 

 

 

 

 

『きょ、恭ちゃん!大丈夫!?』

 

俺は、美由希との鍛錬中、突然放たれた『閃』をくらい、地面に倒れていた。

 

『美由希・・・・・・『閃』が出るようになってきたな・・・・・・。それを自在に操れるようになれば・・・・・・お前は皆伝だ』

 

そういって、美由希の頭に手をやって、くしゃっと撫でる。

 

『強くなったな・・・・・・美由希』

 

 

 

 

 

 

 

護りたかった者

 

 

それはだいじなひとたち

 

 

護りたかった物

 

 

それはみんなをまもれるだけのつよさ

 

 

護りたかったもの

 

 

俺が護りたかったものは・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜・・・・・・辺りは真っ暗だというのに

 

 

 

 

世界・・・・・・神速の領域で真っ白だといるのに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

光が 恭也を支配した

 




果たして、恭也は間に合うのか!?
美姫 「神速の中で、光を見た恭也」
それは一体!?
美姫 「まさに、手に汗の展開」
うぅぅぅ、次回が気になるのだ〜!
美姫 「叫びつつ、次回を待つとしましょう」
ぎゃぁ〜〜〜〜〜!!
って、俺を叫ばせるな!
美姫 「それじゃあ、また次回で〜」
無視ですか…(泣)



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